履歴書で勝負する
書類の作成
履歴書と職務経歴書は、転職には必須の書類です。自分のスキルに自信があっても、担当者に伝わらなければ書類選考で落とされてしまいます。書類で、自分をアピールするためにはどう書いたら良いのでしょうか?履歴書と職務経歴書の書き方について考えていきたいと思います。
履歴書の作成
履歴書は転職活動の第1歩です。自分のキャリア・スキルに自信があっても、書類選考で落ちてしまうのは悲しいものです。人事担当者の目線で、しっかり確認してから送りましょう。
履歴書を書く上でのマナーは
- 正確に丁寧に書く
- 事実に基づいて書く
- できるだけ空欄をなくす
- 自分をアピールする
- 応募先ごとに用意する
履歴書を書く上で最も大切な事です。ウソの学歴や職歴を書くことは絶対に許されません。
見落としがちな履歴書のポイント
- 写真
- 写真はパッと見で、印象は強く残ります。目立つ個性をアピールするよりも、清潔感・健康的・誠実さを印象付ける写真を選びましょう。スピード写真よりも、写真館などで撮ってもらう方が写りはよく良い印象の写真が撮れるので、なるべくならば写真館を利用すべきです。
- 趣味・特技
- 応募者の人間的な部分を見られる項目。仕事と関係ないからと言って、無記入にするのは避け、自己PRにつなげられるように書くのがポイントです。
- 志望動機
- 志望動機欄は職歴と並んで重要な項目です。自分の言葉で主張しなければ、書類選考で落とされてしまうこともあります。具体的に自分が何故、応募したのかをしっかり書きましょう。
- 避ける表現
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- 「色々と学んで経験を積みたい」中途採用者に期待されることってなに?
- 「御社の事業に興味があって」ホントに社風を理解していますか?
- 「色々と学びたい」漠然としすぎています 。
- 「憧れていました」下心が見え見えです。
- 「ヤル気は負けません」ヤル気があるのは当たり前。
- 書くべきポイント
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- 同職種の場合は、キャリアアップしたいという意思を明確に。
- 未経験の場合は、関心が一時的なものではないことをアピール。
- その会社・業界との接点を明確に。
- 何故その企業、職種なのか明確に書く。
添え状
履歴書と職務経歴書の応募書類が完成しても気を抜かず、書類を郵送する場合は添え状をつけ、担当者に意欲を伝えましょう。
添え状の書き方
- 用紙
- A4用紙一枚で収める
- 書式
- 添え状はスタンダードなビジネス文書の形にしましょう。
- 文面
- 冒頭部分:発送日(履歴書と揃える)・宛名(封筒と揃える)・発送人
本文:件名・時候の挨拶・求人情報をどこで知ったか・希望職種・同封した書類・面接の依頼を記述します。
履歴書に書ききれなかった志望動機を書いても良いが、内容はシンプルなものにし長々と書き連ねたりしないようにしましょう。