秘書の面接対策

面接時のマナー

  • 遅刻はもちろん厳禁です
  • 入退室のあいさつは元気にしましょう
  • 質問には簡潔に分かりやすく答えます
  • 知ったかぶりはしない方が良いでしょう
  • 視線は面接官へ向けます
  • 緊張のあまり、おかしな敬語を使わないように注意しましょう

面接時の服装

最も大事なのは清潔感であり、服装にこだわらない業種・職場でもスーツを着用しましょう。応募者のレベルが似通っている場合は印象で決められる事もあるので、気をつけましょう。

チェックすべきポイント

  • 髪型はさっぱりしているか
  • ひげやつめは伸びていないか
  • シャツにしわがよっていないか
  • ネクタイは曲がっていないか
  • 靴が汚れていないか
  • 派手な印象ではないか

など、相手に良い印象を与えるように心がけ、女性は特にアクセサリーは控えた方が良いでしょう。

グループ面接での注意点

  • 他の応募者の発言に意見も求められる事があるので、自分の回答が終わったからと言って安心しない事。
  • 無理に目立とうとしない事。
  • 長々としゃべらない事。
  • 個別面接以上に身だしなみやマナーに気をつける事。

添え状

履歴書と職務経歴書の応募書類が完成しても気を抜かず、書類を郵送する場合は添え状をつけ、担当者に意欲を伝えましょう。

面接で必ずされる質問

・『転職(退職)された理由をお聞かせ下さい。』
前職への不満だけを口にしていけません。前向きな理由を答えるようにしましょう。
・『これまで職歴について話してください』
今までの業務・実績、それにより得た知識・評価を簡潔に答えます。必ずある質問なので、あらかじめ話しやすくまとめておくと良いでしょう。
・『当社を志望された理由はなんですか?』
「経験を生かしたく・・・」なんていう、ありきたりなものではなく、何故その会社・職種を選んだのかを具体的に話します。転職・退職理由と矛盾しないように答えましょう。
・『自己PRをして下さい。』
自分の強みだと思うなら何を話しても良いでしょう。具体的なエピソードや、仕事で成果をあげられる根拠となりうるのかが大事です。
・ 以上で面接は終了とさせていただきますが、何か質問はありますか?』
面接の最後には必ず質問を求められます。応募先に対し、質問したいことは必ずあるはずで、短い面接の中で分かるはずもないでしょう。「特にありません」では、意欲を疑われる場合もあるかもしれません。あらかじめ検討をつけ、質問を用意してから向かうのが良いでしょう。

評価ポイント

・意欲・意気込み
新しい職場・仕事での意気込みは未経験の職種や業種に応募した場合に、実務能力よりも重要な項目となるかも知れません。意欲の感じられない転職者は能力の評価の前に問題外となるでしょう。意気込みは応募前の企業研究をしっかりと行っているかが判断基準となります。つまり、会社の事業、応募職種の業務を理解し、どこに関心を持ち応募したのかが判断基準の1つとなるのです。応答の声、態度、目線などにも明確に現れるので注意しましょう。
・目標・ビジョン
会社に入り何がしたいのか、何を目指しているのかがハッキリしないと、多数応募した中の一社に過ぎない、単なる憧れからの応募、などと思われてしまいます。将来の目標や夢の話は難しいかもしれませんが、入社後はどんな仕事をしたいのかなるべく具体的に答えましょう。
・実務能力
転職者の場合は、即戦力を求められます。実務能力が採用の基準に達しているのかは非常に重要となります。今までの業務経験を質問され、募集した人材とマッチしているのかを見極められます。今までの経験に関することは必ず質問される。実績、知識、スキルを具体的に伝え、自分が募集した職種に合った人材であることを伝えたいものです。
・人間性・職場適応性
当然だが仕事は一人で行うものではなく、同僚と力を合わせて進めるものです。協調性や人間性を見て、社風にある人材かどうかを見られます。人間性というのは行動の端々に出るものなので、立ち振る舞いや表情、視線に注意し、圧迫面接でもうろたえる事のないように心して臨むようにしましょう。